帰ってきたオトコ その4 手打ち中華そば「山」編 完結!
前回書き忘れましたが嫁がいつも注文してた「チャーシュー抜きの煮玉子入り」はその後「いつもの」で通用してました(生意気に・・・)
つづき
厨房に山根さんがいない!
違う人がラーメン作ってる!
そういえばこの人、ここ最近スタッフとして厨房内にいたけど妙に細かく山根さんから指導をうけてるな~と思ってました
単品中華そばが運ばれてきました
見た目はいつもどおり?
いや、スープが黒い?
からい!!
ストレートの醤油を飲んでるみたい!
もうひとり居たお客さんは水をがぶがぶおかわりして飲んでる・・・
帰宅してネットで調べると
山根さんはお店を違う人に譲り渡したと
福岡に新しくラーメン屋を作るらしいと知りました
ショック!
自然と侍への足は遠のき
年に1~2回、何かの確認をするみたいに立ち寄るだけになりました
(注)
スープがからかったのは最初のうちだけで店主が慣れてなかっただけでしょう
そのうち従来の「侍」の味に近づき、今現在も昼時は駐車場に入れないほどの人気店です!
念のため
その後山根さんは福岡ではなく神戸に「手打ち中華そば ゆうちゃん」を開店したと聞き、いつかふらっと行ってみたいと思いながら会えなくなって3年以上の時が過ぎました
そしてやっと冒頭(その1)の「山根さんが帰ってきた!」という嫁の言葉に戻ります
店の名前は「手打ち中華そば 山」
山?
場所は山口雪舟亭入り口の元喫茶店
ここはいつも国道から見えるので覚えがあります
神戸の店から福岡で「とら食堂」分家のオープンに関わった後今年8月中旬に「山」をオープンされたらしい
数日後、仕事帰りにさっそく伺いました
駐車場は2台分のみ?
よ~く見るとブロックに「山」って心がきれいな人にしか見えないレベルで書いてあります(笑)
店内
もともと小さな喫茶店をパーテーションでテーブル席を隠し、カウンター5席のみのいさぎよさ
これが店内を仕切るパーテーション
前のベンチはウェイティングシートか?
カウンター内の狭いスペースにはEVAのTシャツできめたクールな男性
ほどなくして裏の厨房から山根さん登場!
「おひさしぶりです!」と声をかけるといつもツナギの作業服で毎週のように通っていた僕を覚えてくださってて
「あちこちしてきましたがまたよろしくお願いします」と返されました
中華そばを注文
「侍」の時より少々値下げされたそれは
やや具は減ったものの相変わらずシンプルかつ美しい一品です
麺の食感、スープの味も初めて山根さんのラーメンを食べたあの日そのままの様に思え、至福の時でした
スープを残さず飲み干しお会計
新店舗の難点は厨房が裏にあるので山根さんの姿が見えない事
スタッフさんにEVAのTシャツについてつついていると様子を察したのか山根さんが厨房からでてきたところで過去何百回と繰り返してきた
目を合わせて「ごちそうさま」のルーティーン
これからまたよろしくお願いいたします
もうどこにも行かないで!
完